新型コロナ対策のための体調記録の進め方
HACCP記録管理シートは食品衛生管理のアプリですが、この中に従業員の体調管理も含まれています。
昨今の状況に鑑み、本ツールの記録管理に関する特長を最大限に生かし、新型コロナ対策の体調記録を出来るよう計画書を作成しました。
これを職場で利用して頂くための、準備、日々の操作、記録の印刷の手順を以下に示します。
1.必要な物
- iPad ： 事業部門に1台（人数が多い場合は複数台）
- EXCELの計画表（ホームページでダウンロード：無料） ： コピーして事業部門に1件を編集/作成
- iPadアプリHACCP記録管理シート（1本：960円/月） ： 同一AppleIDで入手すれば、1本を全事業部門で共有可能
- EXCELの印刷ツール（ホームページでダウンロード：無料） ： 事業部門のデータを読込み印刷する
2.準備（EXCEL）
- 事業部単位（体調記録する人の集まり単位）で計画表を編集・作成します。
- 黄色で始まる一連の行が一人の体調管理項目です。必要があれば追加し、不要なものは削除して下さい。
- 一連の行を人数分コピーし追加して下さい。
- 黄色の行の先頭部分は、社員の名前：(コロン)体調を～としてください。
- 体温の行の先頭部分も社員の名前を入れてください。コロンは不要です。（他行と重複しない事）
- 体温の行の選択値は、その人のよく現れる値をその順に並べます。昇順や降順の必要はありません。
- データ出力ボタンを押すと計画表ファイルがあるフォルダーにDocument.hccpというファイルが作成されます。
- iCloudに事業部門名のフォルダーを作成し、Document.hccpをここに入れます。
3.準備（タブレットアプリ）
- メニュー画面で「設定」をタッチし、デフォルトの事業所名（本店）を事業部門名に変更します。
- 設定画面の利用者登録で＜新規登録＞をタッチし記録入力者を登録します。
- 名前を入力し、必要に応じパスワードも入力します。確認権限は「入力者」です。完了をタッチして入力終了です。
- 最後に「なし」という名前を入力しパスワードは入力せず、確認権限は「参照者」にします。
- 「責任者」は責任者の実名に変更します。
- 必要応じ、「設定」-「列幅の設定」-「1日分記録シート」-「最下部エリアの高さ」設定を変更します。
- 注）この記録入力では、一括入力の摘要は無しにして下さい。
- メニュー画面に戻り、アプリを閉じます。
- ファイルアプリを開き、事業部門名のフォルダーを指定しDocument.hccpを開きます。
- 連携ボタンをタッチし、HACCP記録管理シートアプリを選択します。
上記で計画書をアプリに読み込めます。
4.日々の操作
- アプリがメニュー画面の場合（最初に入力する場合）、名前の設定を行います。
- 当日分入力を選択します。
- インデックスの自分の名前をタッチし、結果欄又は入力者欄をタッチします。
- 体温は下にドラムロールが表示されるので、まず選択肢から一番近い値を選びます。
- 次に小数点以下など微調整して測定値に合わせます。
- 以下も確認をタッチしていきます。
- 「否」の場合は、2度タッチします。この時はかならず特記事項を入力して下さい。
- 同じ店に寄った場合などは、特記事項一覧を表示し、過去の特記事項を指定してコピーして戻ることが出来ます。
- 休みの場合は上司がその人の黄色い行の「全て'-'」をタッチします。全行の確認が「-」になります。
- すべて入力したら、次の人が名前を変えたのを確認するか、名前を「なし」に変更して離れて下さい。これにすると入力不可になります。
- 次の人は名前欄を変更します。これで自分の入力エリアがトップ表示されるので直ぐに入力開始できます。以下同様です。
5.記録の印刷
- アプリのメニュー画面で外部出力を選択します。
- 連携アプリは「ファイル」を選択し、事業部門名のフォルダーを指定します。
- EXCELの印刷ツールを開き、設定画面に移動し、記録フォルダーパスにiCloudの事業部門名フォルダーのパスを入力します。
- メニューに戻り、対象年を選択し、データ読込みをクリックします。
- 読み終わったら、報告書一括印刷をクリックするか、表示したい月を選択して下さい。
- 基本はA4縦に全ての列を縮小して印刷するようになっていますが、必要に応じ変更して見やすく印刷して下さい。
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